皆さん、こんにちは。石井久美子バレエプロジェクトのつっちーです。日に日に朝晩の心地良さを感じられる今日この頃ですが、皆さまはいかがお過ごしですか。喉元過ぎれば熱さ(暑さ)も忘れる。夏の猛暑がちょっぴり懐かしく感じますね。
さて、今回のballetproject通信#30は、石井久美子バレエプロジェクトのレッスンに通われている大人リーナさんへのインタビューをお届けしたいと思います。数多くあるバレエ教室の中で、なぜ石井久美子バレエプロジェクトのレッスンに通うのか、レッスンによりどんな体の変化を感じているのかなどなど、リアルな声を紹介していけたらと思います。
今が自己ベストーバレエ歴30年の大人リーナさんへインタビュー
蝉の声が染み入る頃、大人リーナさんへインタビューを行うことになりました。バレエ歴30年と聞き皆さんが思い浮かべるのは、バレエ講師やプロのダンサーでしょうか。知的でユーモアのある彼女はデザイン関係の仕事をしながら、並々ならぬバレエ愛に溢れる方で、語られる言葉からはバレエに真摯に向きあう姿がくっきりと浮かぶようでした。
私とは世代も近く芸術関連のことでお聞きしたいこともあり、ついつい話が盛り上がってしまいました。和やかな雰囲気の中で行われたインタビューですが、なぜ、彼女が石井久美子バレエプロジェクトのレッスンに通うのかを読み解いていってくださいね。
ー本日はよろしくお願いします。まずはバレエ歴とバレエを始めたきっかけから教えてください。
やめていた時もありますが細く長く約30年です。始めたのは4歳のときで、近所のバレエ教室に入りました。仲の良い子たちが先に始めていて、「よくわからないけど、なんか楽しそうだな~」って。完全に雰囲気で(笑)
ーはじめは軽い気持ちぐらいが長続きの秘訣ですね。
10歳のとき中学受験でいったんやめて、中2で戻ってきて、高3で大学受験があるのでまたやめて。大学では時間がなくてバレエから離れていました。再開したのは社会人一年目から。最初は週1、今は週3で通っています。
ー学生時代にバレエの他にスポーツなどの経験はありましたか。
中高の部活は創作ダンス部に入っていましたが、踊る以外はスポーツの経験がないです。体を動かすのは好きですが、鈍くさかったのでしょう(笑)球技などは特に苦手でした。
ーバレエと球技では求められる能力が違いますよね(笑)
大人になってからの方がバレエが好きです。子どもの頃にやるべきだった基礎の時期を飛ばしてきた分、追いつく期間かなって。今が自己ベストと思っています(笑)
ー素晴らしいですね。石井久美子バレエプロジェクトのレッスンに通うことに決めた、きっかけなどがあれば教えてください。
コロナ禍前にバレエで捻挫をしてしまい、治療法やトレーニング方法をネットで探していたときに、久美子さんのYouTubeに出会ったんです。動画では、ピラティスやマスターストレッチのオンライントレーニングを行っていて、久美子さんのストイックで本質を突いた話や、トレーナーとの掛け合いがすごく面白くて(笑)久美子さんに対面で教えてもらえるなら絶対に行きたい!と、思いました。
ーそれは面白そうです(笑)
でも実は、その頃は踊ってみたい曲はやり切ったという気持ちで、バレエに対するモチベーションが落ちていました。発表会くらいしか目標がなくて。うまくなりたい気持ちはあるけど、追い込み方がわからない。気合いと根性はあるつもりだったのですが、実技に活かす方法がわからなかったんです。「その気合い、正しい方向で使った方がいい」て言われたこともあります(笑)
ーその気合いがない人もいるので(笑)立派なことです。
久美子さんのところに通い出して、ここでバレエを取り組み直せば絶対うまくなれるって実感して、向上心に火をつけられた感じです。仕事もようやくコントロールできるようになってきまして。同じ熱量で仕事に向きあえているかと聞かれたら、そうではないかもですが。バレエばかりで「あの人、仕事ちゃんとしてるのかな」と、思われているかもしれません(笑)
ー石井久美子バレエプロジェクトのレッスンに通い始めて、どんな変化がありましたか?
“体の感覚の答え合わせ”ができるようになったのが大きいです。前は、“うまくいったけど理由がわからない”という感じで、ここに通うまではそれを再現することができませんでした。

ー確かに、バレエって感覚で理解するところがあると思います。
引き上げってこれかな?と、その日は思っても、翌日にはもう感覚がなくて不安になる。明日も同じようにできるかなって、寝るのが怖いと思ったことすらあります。よく先生に「反り腰にしない。お尻下に」と言われるけど、“どうやって?”ってなるし。上半身が固くなるけどそれでいいの?って。
ー先生の声かけや指導の仕方は重要ですね。
今までの教室の先生は、教え方があまり言語化されていなくて“指導”じゃなくて“指摘”だったと、感じます。当時の私は週に2~3回レッスンに通っていても、上達せずにできないことがありまして。アンデダンピルエットなんてあまりにもできなくて「来世に期待」って、言ってました(笑)
ーははっ。私も使わせていただきたい言葉です(笑)
正直、私の収入にしては決して安くはないんですけど、だけど受けた分だけ効果があるから、続けているのだと思います。普段の体づかいもしっかりしてきたのか、マッサージに行く機会も減りました。
ーそれは嬉しい変化ですね。
ここでのレッスンは大人にも基礎の基礎を見直してくれるので、もっと上手になりたいという気持ちに寄り添ってくれます。素敵なプログラムで、大人にも学びなおしの門戸を開いてくださって感謝です。こんなにたくさんの生徒を見ているのに、変化に敏感に気付いて言葉にしてくださるので、モチベ-ションがあがります。
ー生徒のモチベーションを引きあげることができる先生は少ないと思います。
久美子さんに教わるようになって、自分の中でも言語化の力がついてきて、質問の質も上がってきたと思います。感覚の解像度も上がってきたし、自分で修正したり試したりが少しずつできるようになりました。
ー言語化することで、感覚が研ぎ澄まされるのでしょうか。
舞台を観に行ったときに、“この人は顔や胸に光が当たって見える”って気づいたんです。上半身の使い方が全然違うんだって。このダンサーはなぜ、美しいのだろうって思った時に“伸びやかさや粘りが見える”と言語化できるようになったし、その動きが“どういう体の使い方からくるのか”もわかったりと、バレエがより楽しく感じられるようになりました。
ーロジカルに考えられるようになると、楽しくなりそうです。
自分でレッスンを受けてきた経験と、直塚美穂さんをスタジオと舞台の両方で見られたことが大きかったです。久美子さんのレッスン入れ替え時間に、美穂さんが指導を受けているのを見かけたことがあります。
そんな貴重な場面に居合わせられただけでも眼福でしたが、あのときふたりがこだわってたところは、舞台でこんな風に見えるんだって。
久美子さんが大切にされている体の使い方を体現される美穂さんは、他の方より舞台で目を惹くなって。観ることで学びも深まり、今までとはまた違ったバレエの鑑賞の楽しみになっています。
ー素敵なお話ですね。
社内で後輩を育てていくときなど、仕事でも役に立っています。自分でスキルを身に着けていかないとならない後輩たちを、どういう風に指導していくかなどで役に立ってると思います。
ー仕事に置き換えて考えられる姿勢が素晴らしいです。石井久美子バレエプロジェクトで最初に受けたレッスンのことは覚えていますか。
上半身ストレッチです。最初は背中が割れるかと思いました(笑)。YouTubeで見てやってみたときは、セットポジションにも入れなくて、私みたいな大人素人はやっちゃいけないやつだ(笑)って思ってたんですが、少しずつできるようになって。続けていたらラインも出るようになりました。
ー拷問ストレッチですね(笑)レッスン後、具体的な変化はありましたか。
先生に“胸のラインがきれいになったね”って言ってもらえたんです。その時は効果も感じられていたので、本当に嬉しかったです。
ーそれは嬉しいですね。石井久美子バレエプロジェクトのレッスンは筋トレなどもハードですが、バレエとどう繋がっているのでしょうか。
基礎力の底上げを感じます。発表会の練習でも音に合わせてしっかり踊れて、体がぶれなくなりました。舞台で完璧に活かせたわけではないですが、感覚を入れる作業は迷子にならずにできるようになってきて、失敗しても総崩れしなくなりました。
ーバレエを踊るうえで必要な土台がしっかりとしてきたのでしょうね。好きなレッスン、おすすめのレッスンはありますか。
上半身ストレッチと上半身トレーニングです。私は胸、肩まわりが硬く、あばらが横に動きやすいのですね。舞台で目につくのも上体ですしそこを攻めようと。結果的にテクニックの安定にもつながって、必要だったのは上半身をトレーニングすることだったんだってなりました。
ーアドバンスコースにも通われていますが、いかがですか。
今までのストレッチやトレーニングを、通常のバレエクラスに落とし込む感じ。教室のレッスンで“これで合ってるのかな”って思ってた感覚を、ここで答え合わせできる。テクニックや表現のコツも教えていただけて、経験豊富な超一流に習えてるって感じます。
固定メンバーで一緒に頑張れる同じようなバレエの情熱を持っている人たちと会えるのも魅力で、みなさんポジティブなので元気がもらえます。
ーアドバンスコースで、特に印象に残っていることはありますか。
ピルエットのレッスンです。ずっと“顔を残す”とか“腕を開く”とか“左手が遅い”とか言われ続けてたのですが、入れるべき感覚を教えていただき、久美子さんの動きにタイミングを合わせる練習を何度もできて、再現性がかなり上がりました。理解度で分けて教えてくださるのも良かったです。

ー久美さんはどんな先生ですか。
会うと元気をもらえるし、“憧れの美”が目の前にある感じ。ポジティブだし、できた時は褒めてくれるし、東京の女の子っぽさもあって(笑)。探究心、好奇心、知らないことへの敬意もあって、人間として魅力的だと感じます。三人兄弟の長女っていうのも勝手に親近感を持ってます。
ー私も笑わせてもらったり元気をもらっています。Aさんはプロジェクトのこともいつも応援してくださりありがとうございます。
バレエ業界ももっとビジネス的に進化してほしいと思うのですが、それがここにありました(笑)柔軟でクリエイティブ。しかも誠実に進化し続けているのがすごい。応援したくなります。
ーありがとうございます。最後にAさんにとってバレエとは?
人生のパートナー?表現?師匠?教養?生きてる肉体的実感?(笑)
単なる趣味以上の存在であり、人生に寄り添い、自己探究と成長を支えてくれる存在です。成長や美やつながりをくれる、人生の軸のひとつ。自分をより深く知る“鏡”であり、努力を信じられる“証明”でもあります。
ー人生において、全身全霊を注げるものがあることは何よりも幸せなことです。これからもバレエをとことん追求してくださいね。本日はお忙しい中、ありがとうございました。
バレエ歴30年の大人リーナさんが、数多くあるバレエスクールの中でなぜ、石井久美子バレエプロジェクトを選び通われているのか、少しでも読み解くことはできましたでしょうか。
インタビューを終えた後も話が尽きずに、事務所のすぐ近くまで一緒に歩いてくださりました。
石井久美子バレエプロジェクトは、バレエを愛するすべての人たちに寄り添い手助けができればという思いで運営しております。皆さま、今後とも石井久美子バレエプロジェクトをよろしくお願い致します。